大阪府河内長野市で相続登記を中心に司法書士業務を行っております金森司法書士事務所です。
まず、「住所」と「地番」の違いとは何でしょうか?
一般になじみの深い「住所」とは、郵便配達が適切に行われるように建物ごとに付けられた番号のことです。
一方、「地番」とは登記で用いられる土地ごとに付けられた番号のことです。
一般的には土地や建物は、「地番」ではなく「住所」で把握されており、所有者も地番を把握していないことは珍しくありません。しかし、「住所」を用いて直接、登記簿を取得したり、登記手続を行うことはできないため、「地番」を把握する必要が出てきます。
そこで、問題になるのが「住所」から「地番」を調べる方法です。
地番を管轄しているのは法務局で、住所を管轄しているのは各自治体ですから、一般の方には、意外に難しいのが住所から地番を調べることです。
調べ方は主に4つあります
1.法務局に問い合わせる
法務局には後述の「ブルーマップ」が備えられているため、法務局に電話すると担当者がブルーマップで調べて教えてくれます。一般の方には、一番簡単な方法だと思います。メリットは無料で確実なこと、デメリットとしては、電話するのが煩雑なことと法務局が営業していない時間は対応してもらえないことです。
2.登記情報提供サービスから調べる
登記情報提供サービスから「地番検索サービス」が提供されており、非常に便利です。私も主に「地番検索サービス」を利用しています。しかし、地番検索に対応していない地域もあり、完全な方法ではないです。また、利用するには登記情報提供サービスに有料登録する必要があり、サービス提供時間も限定されています。一般の方には利用しづらいです。
3.ブルーマップから調べる
「ブルーマップ」とは、ゼンリンから発売されている地番も記載された地図のことです。
しかし、高価なため買い揃えるのは一般の方には難しいのが現実です。
4.公図と一般の地図を見比べる
公図は法務局が備え付けている地番を記載した地図で、一般の地図は住所が記載されています。
そこで、公図と一般の地図を見比べることで住所から地番を調べる方法がこれです。無料でかつ、いつでも調べられます。一番シンプルな方法だと思いますが、煩雑なので、ほかの方法が使えるなら使いたくない方法です。
以上から、一般の方には、「法務局に問い合わせる」をオススメしています。
ただし、住所を把握していれば、司法書士に住所をいえば司法書士が調べますので、地番を把握していなくても、あまり気にする必要はありません。
不動産登記についてお悩み事のある方はぜひ不動産登記の専門家「司法書士」にご相談ください。